2008年9月28日日曜日

木嶋坐天照御魂神社(蚕ノ社)★★★


右京-

秦氏が作ったとされる神社。機織の”はた”は秦氏が由来であるという。
松尾大社も秦氏、賀茂氏とも親戚関係であったらしい。
秦川勝は知名度はそんなにないが、京都を語るには避けられない人物。

●2008.9.28(日)
道路から見える鳥居も古来の形式を残しており、中は原始神道を感じさせられる荘厳とした雰囲気がある。本殿脇奥に三角鳥居があるが、中には入れない。残念・・・。本殿手前にお稲荷さんもある。ここも荘厳とした雰囲気があり、お堂の中はまるで古墳のようで時間の感覚がなくなるようである。

広隆寺★★★★★

右京-

真言宗御室派大本山。秦川勝によって603年から建立に着手したとされる。10月12日には牛祭りが行なわれる。国宝第1号である弥勒菩薩半跏思惟像がある。また、泣き弥勒と言われる半跏思惟像(国宝)や長勢の月光菩薩(重文)・日光菩薩(重文)・十二神将(国宝)など多くの国宝・重文等がある。仏像だけでも国 宝が17躯、重要文化財が31躯もある。

●2008.9.28(日)
拝観料大人700円。駐車場あり(拝観者無料)。
新霊宝殿に入ると50躯ほどの佛像に圧倒される。個人的に好きなのは、いかにして衆生を救おうかと思案してる「泣き弥勒」とピース姿でノリノリの「蔵王権現像」である。長勢の十二神将・日光・月光、四天王や不空羂索観音、十一面観音も良い。
ただ、拝観料700円は少し高い気がする。
南のほうにある地蔵堂の地蔵菩薩はあまりの巨体と綺麗な彩色に圧巻されてしまう。

2008年9月27日土曜日

京都周辺の遺跡・史跡・近代建築


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まだポイントのプロットと★印のみしかできていません。
これから徐々に充実していくつもりです。

石像寺(釘抜地蔵)★★



洛中-

819年弘法大師によって開創され、本尊である地蔵菩薩は大師作といわれている。

●2008.9.27(土)
絵馬が変わっており、本物の釘と釘抜が付けてあり、本堂の廻りに所狭しと取付けてあり、現在でも厚い信仰を受けていることが思い窺える。地蔵堂の背後に建つ石仏堂には石造阿弥陀三尊像(重文)が祀られている。石造とは思えないほど細部まで繊細に作られている。

首途八幡(かどではちまん)★


洛中-

源義経がここから奥州に旅立つ際、道中の無事を祈願した神社。

●2008.9.27(土)
低い丘の上に本殿がある。北の天満宮の宮司がここの宮司も兼用していると聞いたことがある。いたるところに「鳩」の模様が使われている。

引接寺 (千本ゑんま堂) ★★★★


洛中-

閻魔大王がご本尊として祀られている。ここは、化野・鳥辺野と共に昔は遺体が風葬されていた蓮台野という場所。六道さんと同じく小野篁を開基としている。閻魔王坐像は先の戦により焼失したが、目玉の琥珀は残り、今の像に嵌め込まれている。

●2008.9.27(土)
閻魔王坐像は丈6(2.4m)とかなり迫力があり、六道珍皇寺の閻魔さんよりもかっこいい。脇侍に司命、司録を従えてはるからなおさらである。
お堂の前にはびんづるさんが居はります。みんなに撫でられるみたいでつるっつるっていうか、全身削れてきています。
ただ、再建中であるためお堂の外壁や屋根は再建中とはわかっていても少し興ざめしてしまう。
(閻魔像絵はがき(150円)購入)

2008年9月26日金曜日

六波羅蜜寺★★★


洛東-

真言宗智山派。963年空也により開創。康勝による空也上人立像(重文)はあまりに有名。金ぴかの弁財天もあり、京の七福神の1つである。

●2008.9.26(金)
宝物殿は博物館に貸し出し中の像も多く閉館中とのこと。金ぴか弁才天等外にあるものと本堂のみの拝観。
意外と金ぴかの弁財天が良い。インドっぽい。

建仁寺★★


洛東-

臨済宗建仁寺派大本山。1202年栄西により開創。国宝俵宗達の風神雷神図がある。法堂には薬師如来像。またその天井には小泉淳の龍図が描かれている。

●2008.9.26(金)
法堂の三尊像、天井の龍図は良かったが、禅寺であるためやはり少しすっきりした感じ。
風神雷神も博物館に寄託中のためレプリカのみ

六道珍皇寺★★★



洛東-

臨済宗建仁寺派。小野篁が冥府に通っていたと言われている「井戸」の入口が今も残り、六道まいりで有名。昔は鴨川までが町であり、鳥辺野と呼ばれた清水辺りは死体が無造作に放置かれていた。そのためこの地にそのような話ができたのであろう。出口は嵯峨野の福生寺にあったという。この辺りも同じような環境であった。

●2008.9.26(金)
今日は特別公開ということで普段は公開されていない仏像や軸が見ることができた。
地蔵菩薩立像・伝定朝作や薬師如来坐像(重文)・最澄作もあるが、篁作の閻魔大王坐像は必見である。篁像もいい。袖がふわりとして軽やかであった。佛像以外にも面白い軸がある。特に十界図や血の池地獄図(共に江戸時代)はいい。こういう軸の複製があったら欲しいなぁと思う。

2008年9月12日金曜日

続仏像のひみつ-山本勉

続仏像のひみつ
 山本勉 朝日出版社

商品の説明
内容紹介
異例のベストセラーとなった『仏像のひみつ』に続編ができました。
今回も、仏像と仲良くなれる4つの「ひみつ」で奥深い世界へご招待。
仏像そっくりの日本の神さまがいる? 仏像ってじつはとってもおしゃれ!
国宝と重要文化財を含む、博物館やお寺では見られない貴重な写真満載。
仏像の姿かたちから、「日本人の心」が見えてくる。
仏像の教科書、決定版!

仏像のひみつの続編。
前作の要約も書かれているので、続から読んでもOK。
小学生から大人まで楽しんで読むことができる。
ただ、前作と同じく知ってる人には内容が物足りないかも。

仏像のひみつ-山本勉

仏像のひみつ
 山本勉 朝日出版社

商品の説明
出版社/著者からの内容紹介
仏像たちにもソシキがあった!? 仏像の中には何かがあるってほんとう?
仏像に興味はあっても、「むずかしそうだから・・・」と思っていませんか? 種類やかっこう、つくられた時代から材料まで、一見フクザツそうに見える仏像の世界も、4つのひみつさえ知っておけば、じつはこんなにおもしろい! 
東京国立博物館の人気展示から、初めての、ほんとうにやさしくて楽しい仏像ガイド、ついに誕生です。

とてもわかりやすく書かれている、仏像の入門書に最適。
ただ、ちょっと知ってる人には物足りないかも。
わかりやすくイラスト付で書かれているので、小学生から大人まで楽しめると思います。


 

2008年9月9日火曜日

HPも並行して作成中

HPの下書きはできたのですがまだUPしていません。並行してブログでも書いていこうと思いますが、まだなかなか進みません。google地図でも「関西近郊のキャンプ場」マップを公開しておりますのでよろしければ御覧下さい。