2008年10月11日土曜日

三十三間堂(蓮華王院)★★★★★


3時頃に三十三間堂に到着。
駐車場に入る前、博物館の本日常設展無料の文字が見えちょっと迷うがやはり三十三間堂へ。
結構混んでおり、車は入ってすぐの白線も引かれていない所に駐車。
観光バスも来ており外国人観光客の団体もいた。
「駐車は40分ね」と誘導の人に言われるが、それは無理。やっぱり2時間はかかるかなと思いながら「はい」と返事をする。駐車場は無料。
600円/人の拝観料を払って中に。

やっぱりここは何度きても凄い。
千手観音一躯一躯はそれほど凄くもないが、やはり千躯あると何が何やらわかんなくなってしまう。ただただ圧倒されるだけである。

まずは雷神。俵屋宗達もこれをここで見ていたのかと思うと面白い。
ここでスケッチさせてもらったのだろうか・・・。
二十八部衆も色々個性があって面白い。
人気のある迦楼羅王はリズムを足でとって、笛の音が今にも聞こえてきそう。
那羅延堅固や密遮金剛には轟く音や風が感じられる。
婆藪仙人は霞を食べているためか、痩せ衰えた姿で造られているのが面白い。
また、ここの吉祥天(大弁功徳天)は夫の毘沙門天に母親の訶梨帝母(鬼子母神)、父親の鬼神般闍迦と一家で揃って居はります。(子供の善膩師童子は残念ながら居ませんが、浄瑠璃寺の東京に長期出張中(毘沙門天(多聞天))から考えるといいですよね)

ただ時間配分が悪く、4時20分になってやっと半分。ご本尊の湛慶作十一面千手観音坐像に。
やばいなぁと思いつつ、その後は千手観音は置いといて、とりあえず二十八部衆のみに専念。
なんとか50分には見終えて、裏の地蔵さんや不動明王を見て売店に。

絵葉書も中途半端で本もあまり詳しくない。
ストラップは風神雷神の平面のだけだし・・・・。
もうちょっといいのがあったら欲しかったのに。

運慶13歳の時の千手観音を見なかったが、どこにあるのだろうか。
むかし外にあった梅昆布茶サービスはなくなってるし・・・。

でもとりあえず良かった。
見たなぁっていう感じのする、やっぱり一度は絶対見ておきたいお寺(仏像)です。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

撮影禁止になっているところです。

匿名 さんのコメント...

撮影禁止のところは多いですね。基本的仏像の写真はパンフレットや絵葉書などから転載しています。