2008年10月12日日曜日

運慶 仏像彫刻の革命-西村公朝

運慶 仏像彫刻の革命
 西村 公朝、熊田 由美子   (とんぼの本―やさしい仏像の見方シリーズ)


商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
南都炎上、世は末法―平安から鎌倉へ、あらゆる価値観が崩壊し、新しく生まれようという時、日本彫刻界に一大革命をもたらした天才・運慶。人生の節目節目で重なる不思議な縁をもつ著者が同じ仏師の立場から人間・運慶を縦横に語る。慶運はどんな家に生まれ、どんな環境で育ったのか?そのデビュー作は?代表作として名高い東大寺南大門仁王像が発する“気”とは?晩年に到達した理想の世界とは?国宝一家・運慶一派(慶派)の革新の技とは、何だったのか。

仏師西村公朝氏が語ります。運慶を、奈良仏師であった慶派を。
運慶の作品や業績が読みやすく、また面白く書かれています。
運慶好きの人も、あまり知らない人も読んだ後は運慶の仏像に会いに行きたくなります。


2008年10月11日土曜日

京都、仏像をめぐる旅-吉田さらさ

京都、仏像をめぐる旅
 吉田さらさ 集英社be文庫

商品の説明
出版社 / 著者からの内容紹介
寺院回りの楽しみ方と仏像案内
広隆寺、東寺、平等院、醍醐寺、鞍馬寺、三千院、嵯峨野…など京都の人気寺とエリアを仏像をキーワードにたずねる旅。尽きない仏像への思いを語る、ミーハー仏像マニアによる熱烈ファンブック。

テラタビストを自称する吉田さらさ氏の本。
表現の仕方や端々の言葉遣いが気になるものの、京都の基本的なお寺(仏像)はしっかり押さえられていて、また萬福寺や泉涌寺などいい所も押さえられている。
京都で仏像めぐりするなら、この本に載っているお寺を回れば違いないと言う感じ。
文庫本サイズで持ち歩きやすく、効率よく京都の仏像を見るなら必携の書。
   

三十三間堂(蓮華王院)★★★★★


3時頃に三十三間堂に到着。
駐車場に入る前、博物館の本日常設展無料の文字が見えちょっと迷うがやはり三十三間堂へ。
結構混んでおり、車は入ってすぐの白線も引かれていない所に駐車。
観光バスも来ており外国人観光客の団体もいた。
「駐車は40分ね」と誘導の人に言われるが、それは無理。やっぱり2時間はかかるかなと思いながら「はい」と返事をする。駐車場は無料。
600円/人の拝観料を払って中に。

やっぱりここは何度きても凄い。
千手観音一躯一躯はそれほど凄くもないが、やはり千躯あると何が何やらわかんなくなってしまう。ただただ圧倒されるだけである。

まずは雷神。俵屋宗達もこれをここで見ていたのかと思うと面白い。
ここでスケッチさせてもらったのだろうか・・・。
二十八部衆も色々個性があって面白い。
人気のある迦楼羅王はリズムを足でとって、笛の音が今にも聞こえてきそう。
那羅延堅固や密遮金剛には轟く音や風が感じられる。
婆藪仙人は霞を食べているためか、痩せ衰えた姿で造られているのが面白い。
また、ここの吉祥天(大弁功徳天)は夫の毘沙門天に母親の訶梨帝母(鬼子母神)、父親の鬼神般闍迦と一家で揃って居はります。(子供の善膩師童子は残念ながら居ませんが、浄瑠璃寺の東京に長期出張中(毘沙門天(多聞天))から考えるといいですよね)

ただ時間配分が悪く、4時20分になってやっと半分。ご本尊の湛慶作十一面千手観音坐像に。
やばいなぁと思いつつ、その後は千手観音は置いといて、とりあえず二十八部衆のみに専念。
なんとか50分には見終えて、裏の地蔵さんや不動明王を見て売店に。

絵葉書も中途半端で本もあまり詳しくない。
ストラップは風神雷神の平面のだけだし・・・・。
もうちょっといいのがあったら欲しかったのに。

運慶13歳の時の千手観音を見なかったが、どこにあるのだろうか。
むかし外にあった梅昆布茶サービスはなくなってるし・・・。

でもとりあえず良かった。
見たなぁっていう感じのする、やっぱり一度は絶対見ておきたいお寺(仏像)です。

やさしい仏像の見方-西村公朝

やさしい仏像の見方
 西村公朝・飛鳥園    新潮社・とんぼの本

商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
如来の額のコブはいったい何? 明王はなぜこわい顔をしているの? そもそもなぜ仏像が作られるようになったの? 仏像について、ありとあらゆる素朴な疑問に答える一冊。ほとけさまの解説書の決定版。1983年刊の改訂版。

西村公朝氏の本。最後の仏師と言われ、三十三間堂の仏像を何百躯、運慶の作も多く修復された。
また愛宕念仏寺の住職でもあった。
とてもわかりやすく平易な言葉で書かれている。
基本的な如来の特徴、如来・菩薩・明王・天部それぞれの仏像に関する説明。
その他曼荼羅や持物などに関してかかれており、これ1冊読むだけで一通り
仏像の事がわかったような気がしてきます。

仏像の種類と見分け方-如来編

今回は仏像を少し体系的に分けてみたいと思います。

仏像はやはりインドから来たもので、カースト制じゃないですが
身分の違いがあります。
一番偉いのが如来で次に菩薩明王の順となります。

如来
 仏界の最高位の人で、菩薩行を修め悟りを開いた人のことです。
 本来は釈迦だけであったが、だんだんといろんな如来が考えられるようになった。

 簡単な見分け方としては、螺髪(パンチパーマ)であれば、如来となります。
 これは、悟った時に髪の毛がクルクル巻かれた事から、悟った人のみが
 この髪型となります。額の白毫(白い毛がクルクル巻いたもの)も如来だけです。
 また、服装は布を巻きつけただけのものが多い。(大日如来は違います)

 釈迦如来、阿弥陀如来、薬師如来、大日如来、廬遮那仏がいます。
 釈迦・阿弥陀・薬師如来は基本的には同じ形で、
 見分けるのは印相と脇侍となります。


釈迦如来
 お釈迦様、ゴーダマシッダルタである。
 インドの釈迦族の王子として生まれ、
 修行を重ね悟りを開いた。
 (詳しくは手塚治虫のブッダを読んでください。)
 一般的には施無畏・与願印法界定印を結ぶものが多い。
 三尊の場合は文殊(獅子)・普賢菩薩(象)を脇侍
 する事が多い。
 右は清涼寺の釈迦如来立像で内臓まで作られている。
 中国(宋)にわたった日本僧が現地の仏師に作らせたもの。
 インドで釈迦の在世中に栴檀(せんだん)の木で造らせたという由緒を持つ
 霊像を模刻させたが、霊像と模刻像が入れ替わって伝わったとも言われ、
 三国伝来(インド・宋・日本)の釈迦像とも言われる。
 この像は施無畏印(右手)・与願印(左手)をしている。

阿弥陀如来

 西方の極楽浄土、つまりあの世の主尊。
 来迎印をしていれば阿弥陀如来である。
 これは九品印で、上品・中品・下品の3種と上生・
 中生・下生の3種の組み合わせで9種類となる。
 (とりあえず指で輪っかをつくっています)
 観音・勢至菩薩を脇侍とします。   
 右は平等院の本尊で定朝の作で
 上品上生の印。

薬師如来
 当方の瑠璃光浄土の主尊。
 左手に薬壺を持っていれば薬師如来。
 日光・月光菩薩を脇侍とし、十二神将を眷属とします。

大日如来
 
五智如来にあらわされる中心となる如来。つまり仏界の王。
 胎蔵界では中央に大日・東に宝幢・南に開敷・
 西に無量寿(阿弥陀)・北に天鼓雷音。
 金剛界では中央に大日・東に阿閦・南に宝生・
 西に無量寿(阿弥陀)・北に不空成就。
 天台宗では胎蔵界、真言宗では金剛界が多い。
 智拳印(忍者のドロンの手)を結んでいれば
 金剛界の大日如来。
 胎蔵界では法界定印となる。
 (お腹の辺で手のひらを上に重ねている)
 如来であるのに装飾品や宝冠を付けたり、
 髪形も違います。
 そのため菩薩と同じようにみえる。
 個人的には円成寺(快慶のデビュー作)が一番。
 右がその大日如来坐像。(智拳印)

毘廬舎那仏
 廬舎那仏ともいう。
 大乗仏教で如来の中でも最高位となる如来。
 宇宙の真理をすべての人に照らし、悟りに導く仏。
 密教においての摩訶毘盧遮那仏は大日如来呼ばれ
 教義上違うものである。
 奈良の大仏さん(右の写真)が代表。
 これも施無畏印(右手)・与願印(左手)。

弥勒如来
 
本来は56億7千万年後に如来となり、この世を救われるので
 如来ではなく修行中の菩薩ですが、如来で表されることもあります。

2008年10月8日水曜日

京都周辺の食事処


大きな地図で見る

京都で気楽に食べに行けるところ中心です。

2008年10月7日火曜日

京都の寺社・仏像・世界遺産


大きな地図で見る

Google Mapに主に京都の寺社をプロットしています。
最近は広隆寺・六波羅蜜寺・六道珍皇寺・閻魔堂・浄瑠璃寺・東大寺等に行ってきましたので、その時のことも含めてコメントしています。

2008年10月6日月曜日

東大寺★★★★


(世界遺産)奈良-

華厳宗総本山。743年に開創。連公麻呂作の廬舎那佛坐像(国宝)は何度見ても迫力がある。また運慶らの作である南大門の金剛力士立像(国宝)や四天王立像(国宝)等多くの佛像がある。

●2008.10.5(日)
本日は年に一回という快慶作の僧形八幡神坐像の公開。ここには何度も来ているが初めての拝観。東大寺は周辺の駐車場が混んでおり、また1000円/日という一律料金設定は如何なものかと思う。

(勧進所)
ここは拝観料は無料。確かに昔は拝観料などなく賽銭という形だったが、このほうがいい。拝観料があると、賽銭は・・・・拝観料払ったし・・・・とついつい思ってしまう。
まずは入って右手に五劫阿弥陀坐像。
この近くの五劫院にもいるが、まだ見ていない。初めての五劫阿弥陀。やっぱりインパクトがある。どうみてもアフロに見えてしまう。また頭に力を入れたためか、顔が結構平坦。おかめさんにも見えてしまう。ただ四方を護る四天王が引き締めてくれている。小振りな四天王だがなかなか良い表情をしている。

(戒壇院)
拝観料大人500円。
ここでは塑像四天王立像(国宝)が見られる。
塑像であるため劣化が激しく、彩色もほとんどなくモノトーン。崩れやすいため近年、手も新たに修復したものであるという。
多聞天はやはりキリッとした表情がいい。持国天に踏まれている邪鬼は踏まれっぷりがよく、増長天の邪鬼はむっちゃ痛そうに踏まれているが、皆カメラ目線なのが面白い。

(法華堂(三月堂))
拝観料大人500円。
国宝である不空羂索観音や日光・月光菩薩、四天王、梵天・帝釈天、金剛力士等が見られる。
奈良時代に作られたお堂は天井も高く、腰掛(畳)に座ってゆっくりできる。
しかし暗いため、特に遠くにある吉祥天や弁財天は見にくい。弁財天には手が6本あった。
不空羂索観音は眉と目の一部に金が残り、それが怒っているような表情に見える。日光・月光菩薩は顔・手が小さくスッとした面持ち。
塑像のためか違った印象を受ける。
四天王は戒壇院と比べると大きく、また少し荒っぽい感じで乾漆像とは思わなかった。
全体的に適当に並べたという感は否めなかったが、お堂の大きさ、佛像の大きさ、数に圧倒されてしまう。

浄瑠璃寺★★★★★


当尾-

真言律宗。1047年創建。浄土信仰に由来する伽藍配置。阿弥陀堂。三重塔は国宝に指定されている。阿弥陀如来坐像(国宝)1躯+9躯、四天王立像(国宝)4躯(内毘沙門天・広目天は寄託中)がある。年に3度公開される吉祥天立像は特に良い。

●200810.5(日)
初めての浄瑠璃寺。当初は岩船寺から浄瑠璃寺まで、当尾の石佛をハイキングがてら歩く予定が、雨のため浄瑠璃寺のみの拝観。
入口にある民間の駐車場300円/日。
次回のため石佛のパンフ(100円)を購入。
拝観券購入の際、人数分もパンフが要らないので、不要を申し出るとその分葉書が貰えた。
そこから廻廊を回り本堂へ。
戸を開けるなり九体阿弥陀が目に飛び込んでくる。同じ阿弥陀が並んでいるだけで、そんなに多くはないが数に圧倒される。
金もよく残っており、また定朝様式の如来は品良く、しかしピンと張り詰めた空気であった。
それから手前の四天王を見る。
残念ながら多聞天、広目天は博物館に寄託中。持国天、増長天の2躯のみ。暗くてあまり良く見えない。しばらくすると目が慣れてくるが、それべもやはり少し暗い。截金が施されている。(吉祥天が居るのだから多聞天は置いとくべきでは・・・)
九体阿弥陀は大きさは同じだが、全て違った顔、体。胸に卍が書いてあるものもある。
本尊は定朝様式だが目が大きく平等院とは違った印象。
10/1より吉祥天の公開。やはり初めて実物を見るが写真よりもいい。
大きさ自体は小さいが思ってた通りの感じで、空也上人のような小ささは感じなかった。
彩色も綺麗で視線をはずせなくなる。
厨子の絵は最近の復元で実物は博物館に保管とあった。
ただ、顔が思ってたよりも黒ずんでいたので、顔だけでももうちょっと綺麗にできないものかと思った。
それでもなお良く、帰りには土産物屋でついついレプリカを買ってしまった。
その他地蔵さん、不動明王が祀ってある。
三重塔は小ぶりでプロポーションも良く綺麗だった。
(8枚セット葉書(400円)、吉祥天レプリカ購入(1000円))

2008年10月5日日曜日

X01HTに入っているソフト一覧

ごちゃごちゃといろいろ入っています。(^^ゞ
基本的にはフリーソフトです。
プログラムに登録してあるのから順に。

  ・ActiveSync PCと接続するためのソフト。
  ・青空子猫     青空文庫を読むためのソフト。
  ・ClearVuePDF PDFの閲覧。標準で入ってた・・・かな?
  ・EBPocker     電子辞書の閲覧。辞書はフリーのがいくつか入ってます。
  ・ExcelMobile Mobile用エクセルです。
  ・EzOBEX     赤外線通信。使ったことがない・・・。
  ・FoxitReader これもPDFを見るソフト。
  ・GSFinder     ファイラーです。
  ・InternetExplorer 標準ブラウザ。
  ・INView     画像ビューワ。
  ・電子かとり 夏の必需品?蚊よけです。
  ・KTCapt     画像キャプチャ。
  ・ポケット刑法 あまり見ないのですが、入ってると安心?。
  ・ポケット憲法 刑法と同じくです
  ・ポケット民法 これもです。
  ・NUMp     数独です。
  ・OctpusBOOKS 本の整理用に。
  ・Outlook     標準メールソフト。
  ・PocketHand2 いろんな設定ができます。
  ・PowerPointMobile 使ったことがない・・・。
  ・QDz     アドレス帳です。少し重いかな。
  ・RokuToday 六曜表示。
  ・Rose     スケジューラー。最初の読み込みがちょっと遅いかも。
  ・sengoku-戦国 結構面白い。はまります。
  ・stellaTheaterPocket キャンプのときに星座を調べるのによく見ます。
  ・TasucalGauge 単位変換。
  ・TCPMP     マルチメディアプレイヤー。
  ・TegakiPhoto 面白いのですが、あまり使ったことが・・。
  ・TRE        レジストリの編集に。
  ・tTakana     買物リストにつかってます。
  ・T-Time     これも青空文庫。
  ・WKTASK     タスクの切り替えが簡単にできます。
  ・WordMobile ワードです。
  ・Zip     解凍ソフト。 
  ・かんたんWi-Fi接続 家のモデム変えてから使えない(-_-;)。
  ・ファイルエクスプローラー 標準ファイラ。
  ・まる暗記Pocket 単語帳ソフト。
  ・○号テキストエディタ エディタ。軽くて使いやすい。
  ・ChoroCon     チョロQのリモコン。
  ・Daughter in the bax 箱入り娘。
  ・INVADERS     インベーダーゲーム。
  ・PocketPC四川省 四川。
  ・ポケットごたく 五択のクイズ。
  ・PocketTweak 設定ソフト。
  ・rltoday     TODAY画面の設定。
  ・sun'n'Moon 日の出日の入り、月の出月の入り時刻。
  ・DevState     TODAY画面の設定。


こんなもんでしょうか。思ってた以上にいろいろ入ってます。

2008年9月28日日曜日

木嶋坐天照御魂神社(蚕ノ社)★★★


右京-

秦氏が作ったとされる神社。機織の”はた”は秦氏が由来であるという。
松尾大社も秦氏、賀茂氏とも親戚関係であったらしい。
秦川勝は知名度はそんなにないが、京都を語るには避けられない人物。

●2008.9.28(日)
道路から見える鳥居も古来の形式を残しており、中は原始神道を感じさせられる荘厳とした雰囲気がある。本殿脇奥に三角鳥居があるが、中には入れない。残念・・・。本殿手前にお稲荷さんもある。ここも荘厳とした雰囲気があり、お堂の中はまるで古墳のようで時間の感覚がなくなるようである。

広隆寺★★★★★

右京-

真言宗御室派大本山。秦川勝によって603年から建立に着手したとされる。10月12日には牛祭りが行なわれる。国宝第1号である弥勒菩薩半跏思惟像がある。また、泣き弥勒と言われる半跏思惟像(国宝)や長勢の月光菩薩(重文)・日光菩薩(重文)・十二神将(国宝)など多くの国宝・重文等がある。仏像だけでも国 宝が17躯、重要文化財が31躯もある。

●2008.9.28(日)
拝観料大人700円。駐車場あり(拝観者無料)。
新霊宝殿に入ると50躯ほどの佛像に圧倒される。個人的に好きなのは、いかにして衆生を救おうかと思案してる「泣き弥勒」とピース姿でノリノリの「蔵王権現像」である。長勢の十二神将・日光・月光、四天王や不空羂索観音、十一面観音も良い。
ただ、拝観料700円は少し高い気がする。
南のほうにある地蔵堂の地蔵菩薩はあまりの巨体と綺麗な彩色に圧巻されてしまう。

2008年9月27日土曜日

京都周辺の遺跡・史跡・近代建築


大きな地図で見る

まだポイントのプロットと★印のみしかできていません。
これから徐々に充実していくつもりです。

石像寺(釘抜地蔵)★★



洛中-

819年弘法大師によって開創され、本尊である地蔵菩薩は大師作といわれている。

●2008.9.27(土)
絵馬が変わっており、本物の釘と釘抜が付けてあり、本堂の廻りに所狭しと取付けてあり、現在でも厚い信仰を受けていることが思い窺える。地蔵堂の背後に建つ石仏堂には石造阿弥陀三尊像(重文)が祀られている。石造とは思えないほど細部まで繊細に作られている。

首途八幡(かどではちまん)★


洛中-

源義経がここから奥州に旅立つ際、道中の無事を祈願した神社。

●2008.9.27(土)
低い丘の上に本殿がある。北の天満宮の宮司がここの宮司も兼用していると聞いたことがある。いたるところに「鳩」の模様が使われている。

引接寺 (千本ゑんま堂) ★★★★


洛中-

閻魔大王がご本尊として祀られている。ここは、化野・鳥辺野と共に昔は遺体が風葬されていた蓮台野という場所。六道さんと同じく小野篁を開基としている。閻魔王坐像は先の戦により焼失したが、目玉の琥珀は残り、今の像に嵌め込まれている。

●2008.9.27(土)
閻魔王坐像は丈6(2.4m)とかなり迫力があり、六道珍皇寺の閻魔さんよりもかっこいい。脇侍に司命、司録を従えてはるからなおさらである。
お堂の前にはびんづるさんが居はります。みんなに撫でられるみたいでつるっつるっていうか、全身削れてきています。
ただ、再建中であるためお堂の外壁や屋根は再建中とはわかっていても少し興ざめしてしまう。
(閻魔像絵はがき(150円)購入)

2008年9月26日金曜日

六波羅蜜寺★★★


洛東-

真言宗智山派。963年空也により開創。康勝による空也上人立像(重文)はあまりに有名。金ぴかの弁財天もあり、京の七福神の1つである。

●2008.9.26(金)
宝物殿は博物館に貸し出し中の像も多く閉館中とのこと。金ぴか弁才天等外にあるものと本堂のみの拝観。
意外と金ぴかの弁財天が良い。インドっぽい。

建仁寺★★


洛東-

臨済宗建仁寺派大本山。1202年栄西により開創。国宝俵宗達の風神雷神図がある。法堂には薬師如来像。またその天井には小泉淳の龍図が描かれている。

●2008.9.26(金)
法堂の三尊像、天井の龍図は良かったが、禅寺であるためやはり少しすっきりした感じ。
風神雷神も博物館に寄託中のためレプリカのみ

六道珍皇寺★★★



洛東-

臨済宗建仁寺派。小野篁が冥府に通っていたと言われている「井戸」の入口が今も残り、六道まいりで有名。昔は鴨川までが町であり、鳥辺野と呼ばれた清水辺りは死体が無造作に放置かれていた。そのためこの地にそのような話ができたのであろう。出口は嵯峨野の福生寺にあったという。この辺りも同じような環境であった。

●2008.9.26(金)
今日は特別公開ということで普段は公開されていない仏像や軸が見ることができた。
地蔵菩薩立像・伝定朝作や薬師如来坐像(重文)・最澄作もあるが、篁作の閻魔大王坐像は必見である。篁像もいい。袖がふわりとして軽やかであった。佛像以外にも面白い軸がある。特に十界図や血の池地獄図(共に江戸時代)はいい。こういう軸の複製があったら欲しいなぁと思う。

2008年9月12日金曜日

続仏像のひみつ-山本勉

続仏像のひみつ
 山本勉 朝日出版社

商品の説明
内容紹介
異例のベストセラーとなった『仏像のひみつ』に続編ができました。
今回も、仏像と仲良くなれる4つの「ひみつ」で奥深い世界へご招待。
仏像そっくりの日本の神さまがいる? 仏像ってじつはとってもおしゃれ!
国宝と重要文化財を含む、博物館やお寺では見られない貴重な写真満載。
仏像の姿かたちから、「日本人の心」が見えてくる。
仏像の教科書、決定版!

仏像のひみつの続編。
前作の要約も書かれているので、続から読んでもOK。
小学生から大人まで楽しんで読むことができる。
ただ、前作と同じく知ってる人には内容が物足りないかも。

仏像のひみつ-山本勉

仏像のひみつ
 山本勉 朝日出版社

商品の説明
出版社/著者からの内容紹介
仏像たちにもソシキがあった!? 仏像の中には何かがあるってほんとう?
仏像に興味はあっても、「むずかしそうだから・・・」と思っていませんか? 種類やかっこう、つくられた時代から材料まで、一見フクザツそうに見える仏像の世界も、4つのひみつさえ知っておけば、じつはこんなにおもしろい! 
東京国立博物館の人気展示から、初めての、ほんとうにやさしくて楽しい仏像ガイド、ついに誕生です。

とてもわかりやすく書かれている、仏像の入門書に最適。
ただ、ちょっと知ってる人には物足りないかも。
わかりやすくイラスト付で書かれているので、小学生から大人まで楽しめると思います。


 

2008年9月9日火曜日

HPも並行して作成中

HPの下書きはできたのですがまだUPしていません。並行してブログでも書いていこうと思いますが、まだなかなか進みません。google地図でも「関西近郊のキャンプ場」マップを公開しておりますのでよろしければ御覧下さい。

2008年8月22日金曜日

rltoday


最近rltodayを入れてみました。
xmlで自分でかなりカスタマイズできるのと、iphon風にできたりと面白そうです。
いろいろ試してみたのですが、さすが iphone!。
レイアウトがよく考えられていてiphone風でも使いやすいです。
とりあえず、今使っているTODAYはこんな感じです。

2008年8月21日木曜日

御土居

御土居は1600年頃に豊臣秀吉によって構築された砦。
今日言う「洛中」は御土居で囲まれた部分のことを指す。
江戸時代初期には、先斗町を中心に西側が無くなっていたが、昭和になるまでは、それ以外のほとんどの部分は残っていた。
今では北西部分の一部が僅かに残っているのみである。
紫竹や鷹峯、衣笠、紫野にはここ100年の間に失われたであろう御土居の痕跡が住宅街の中に見て取れる。住宅の高低差や碁盤の目を貫く妙に不自然な道。
地名として残っているものも多い。京の七口である鞍馬口、大原口、粟田口、東寺口、丹波口、鳥羽口、荒神口。大原口にある桝形という地名も”口"の形が桝形だったところからきている。他には御土居町というのがあちこちにある。
しかし、今では京都に住んでいるものでさえ知らない人が多い。

ほんの100年、200年前には京都中が竹林の植えられた御土居、堀によって囲まれていた。
洛中から見る風景もまた違ったもであったに違いない。
今では、つくられた経緯に関していろいろな憶測があるが、足軽であった秀吉が信長のもと力をつけ、本能寺の変を経て権力の中心にたち、朝廷、大名たちとの軋轢の中、どのような経緯で造営を思い立ったのかを思うと妙に感慨深い。

2008年8月20日水曜日

淡路ワールドビレッジ ★★★★

兵庫県津名郡津名町塩田新島6  TEL 0799-62-7877

ONOKOROの隣にあるキャンプ場。
今年のお盆にパオに宿泊。5泊。
パオのほか高床倉庫、六角堂、ログハウスなど色々なバリエーションがある。
その他、オートキャンプ場、キャンプ場、トレーラーハウスなどもある。

隣棟間隔もゆとりをもって計画されている。
中はフローリング。設備・備品がエアコンのみで結構広い。
エアコン完備なので快適に過ごせる。
ただやはりここも夜中1時2時になっても結構騒がしい・・・。

<周辺>
・釣り
 すぐ裏は海で釣りを楽しむこともできる。
 釣具店は国道に出て南に少し行った所に2軒ある。
・フィールドアーチェリー
 国道を横切り山に向かって車で数分の所。
 30分単位での料金。
 初心者でも丁寧に教えてもらえる。
 ただフィールドに出るにはそこそこうまくできなければいけない。
・ONOKORO
 淡路島の唯一のテーマパーク
 世界中の建物のミニチュアが再現されている。
 ヘリコプターにも比較的安価に乗れる(時期によってやっていたと思います)